無人のトラックが交通誘導の男性はね死亡

４日午前１１時２０分ごろ、群馬県藤岡市浄法寺の会社敷地内に駐車していた無人のトラックが何らかの原因で前進し、近くで交通誘導をしていた同市下栗須の警備員、徳田寛さん（６９）に衝突した。徳田さんは胸などを打ち死亡した。
　藤岡署は、自動車運転処罰法違反（過失致傷）の疑いで、トラックを駐車していた伊勢崎市八斗島町のトラック運転手、清水貴史容疑者（４５）を逮捕した。調べに対し容疑を認め、「エンジンを切ってサイドブレーキを引いていた」と供述している。
　同署によると、清水容疑者は荷物の配送中に駐車場にトラックを止め、近くの倉庫に向かっていたという。トラックはマニュアル車だった。同署が事故原因を調べている。