17年の「ブラック企業大賞」9社ノミネート NHKなど
2017/11/30 13:54:14
ブラック企業大賞企画委員会は11月27日、“今年1番のブラック企業”を決める「第6回ブラック企業大賞」のノミネート企業を発表した。女性記者が過労死したNHK(日本放送協会)、富山工場勤務の男性社員が過労自殺したパナソニックなど9社がノミネートされた。
「大賞」「業界賞」などの各賞は12月23日に発表される。ノミネート企業と、主な選定理由は以下の通り。
●2017年のノミネート企業
・ゼリア新薬工業: 2013年4月に新人研修を受けていた男性社員が、研修を委託されていた企業の講師によって、大勢の同期の前でいじめを受けていた過去を告白させられる。男性が研修報告書に「先生(講師)を見返したい」との旨を記したところ、講師は「いつまで天狗(てんぐ)やっている」などとコメント。男性は精神疾患を発症し、研修期間中の帰宅途中に自殺した。
・いなげや: 14年5月に、男性社員が勤務中に突然ろれつが回らなくなり、緊急搬送されて入院。一時は仕事復帰したが、その後店舗の駐車場で倒れている所を顧客に発見され、意識が戻らないまま脳血栓で死亡した。男性の発症前4カ月間の残業時間は平均約76時間。無給のサービス残業も行っていたという。
・パナソニック: 16年6月、富山工場(富山県砺波市)で月間残業時間が100時間を超えていた男性社員が過労自殺。その後の調査で、同工場では社員3人が最長で月間97〜138時間の残業を行っていたことも発覚している。
・新潟市民病院: 16年1月、女性研修医が睡眠薬を服用して自殺。女性の月間残業時間は平均187時間に上っていた。だが、女性は時間外労働を48時間として申告。病院側が「(残業は)学習が目的で、労働時間に当たらない」と捉えていたためという。
・日本放送協会(NHK): 13年7月、女性記者がうっ血性心不全で死亡。死因は都議選・参院選の取材などの長時間労働による過労。亡くなる直前の月間残業時間は約160時間に上った。
・引越社グループ: 「引越社関東」に所属していた男性営業社員をシュレッダー係に“左遷”したり、懲戒解雇にしたりといった処分を下した。懲戒解雇にした際は、男性の顔写真と過去理由を掲載した「罪状ペーパー」を店舗に掲示したり、社内報として配布したりした。
・大成建設/三信建設工業: 両社は20年の東京オリンピック・パラリンピックで使用する「新国立競技場」の建設を担っている。大成建設は元請け企業、三信建設工業は1次下請け企業。17年3月、三信建設工業の新人男性社員が過労自殺。自殺直前の月間残業時間は約190時間に上った。
・大和ハウス工業: 17年9月、男性社員に違法な長時間労働を課していたことが発覚。男性は事務所内に隠れて深夜まで作業していたという。男性の月間残業時間は15年5月には109時間に到達。うつ病を発症し、16年5月には退職を余儀なくされた。
・ヤマト運輸: 16年12月〜17年5月にかけて、セールスドライバーやパート従業員への残業代未払いが相次いで発覚。17年9月には、博多北支店(福岡市)のスタッフに月間102時間もの長時間労働を課していたことも発覚した。
16年の「ブラック企業大賞」は、女性社員が過労自殺した電通が受賞している。span>
「大賞」「業界賞」などの各賞は12月23日に発表される。ノミネート企業と、主な選定理由は以下の通り。
●2017年のノミネート企業
・ゼリア新薬工業: 2013年4月に新人研修を受けていた男性社員が、研修を委託されていた企業の講師によって、大勢の同期の前でいじめを受けていた過去を告白させられる。男性が研修報告書に「先生(講師)を見返したい」との旨を記したところ、講師は「いつまで天狗(てんぐ)やっている」などとコメント。男性は精神疾患を発症し、研修期間中の帰宅途中に自殺した。
・いなげや: 14年5月に、男性社員が勤務中に突然ろれつが回らなくなり、緊急搬送されて入院。一時は仕事復帰したが、その後店舗の駐車場で倒れている所を顧客に発見され、意識が戻らないまま脳血栓で死亡した。男性の発症前4カ月間の残業時間は平均約76時間。無給のサービス残業も行っていたという。
・パナソニック: 16年6月、富山工場(富山県砺波市)で月間残業時間が100時間を超えていた男性社員が過労自殺。その後の調査で、同工場では社員3人が最長で月間97〜138時間の残業を行っていたことも発覚している。
・新潟市民病院: 16年1月、女性研修医が睡眠薬を服用して自殺。女性の月間残業時間は平均187時間に上っていた。だが、女性は時間外労働を48時間として申告。病院側が「(残業は)学習が目的で、労働時間に当たらない」と捉えていたためという。
・日本放送協会(NHK): 13年7月、女性記者がうっ血性心不全で死亡。死因は都議選・参院選の取材などの長時間労働による過労。亡くなる直前の月間残業時間は約160時間に上った。
・引越社グループ: 「引越社関東」に所属していた男性営業社員をシュレッダー係に“左遷”したり、懲戒解雇にしたりといった処分を下した。懲戒解雇にした際は、男性の顔写真と過去理由を掲載した「罪状ペーパー」を店舗に掲示したり、社内報として配布したりした。
・大成建設/三信建設工業: 両社は20年の東京オリンピック・パラリンピックで使用する「新国立競技場」の建設を担っている。大成建設は元請け企業、三信建設工業は1次下請け企業。17年3月、三信建設工業の新人男性社員が過労自殺。自殺直前の月間残業時間は約190時間に上った。
・大和ハウス工業: 17年9月、男性社員に違法な長時間労働を課していたことが発覚。男性は事務所内に隠れて深夜まで作業していたという。男性の月間残業時間は15年5月には109時間に到達。うつ病を発症し、16年5月には退職を余儀なくされた。
・ヤマト運輸: 16年12月〜17年5月にかけて、セールスドライバーやパート従業員への残業代未払いが相次いで発覚。17年9月には、博多北支店(福岡市)のスタッフに月間102時間もの長時間労働を課していたことも発覚した。
16年の「ブラック企業大賞」は、女性社員が過労自殺した電通が受賞している。span>
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社員旅行(能登半島)
2017/11/30 08:50:35
社員旅行(能登半島)
2017/11/29 17:13:11
バリ島火山、50年ぶり噴火の恐れ 4万8000人避難
2017/11/28 08:20:13

(CNN) インドネシア・バリ島の北東部にあるアグン山が約50年ぶりに噴火する危険性が高まり、26日までに住民など4万8000人以上が避難した。インドネシア国家災害対策局によると、アグン山から12キロの圏内が立ち入り禁止区域に指定され、これまでに4万8540人が301カ所の仮設避難所に避難した。さらに1万4000人を危険区域から避難させようとしているが、農作物や家畜を残して避難したがらない住民もいるという。警戒警報は4段階で最も高いレベルに引き上げられた。国際赤十字によれば、立ち入り禁止区域の周辺には警告の看板を設置し、数百人あまりのボランティアを配置しているという。国家火山センターは、アグン山周辺の地震活動が活発化し、噴火の恐れが強まったとして、22日に警戒レベルを引き上げていた。バリ島は観光地としても人気があり、特にオーストラリアからの観光客が多い。オーストラリア領事館は、同火山周辺では屋外の活動を避けるよう促した。バリ島の主要観光地であるクタ地区やスミニャック地区からアグン山までの距離は約70キロ。航空機にも、周辺の飛行を避けるよう呼びかけが行われているが、バリ空港によれば、25日午前現在、便の欠航は出ていないという。
地元紙の25日の報道によると、現地の9空港では、便の行先変更や乗客が影響を受けた場合に備えて対応準備に入った。バリ観光局によると、周辺の島とバリ島を結ぶフェリーなどの交通機関には、今のところ影響は出ていない。しかし降灰に備えて十分な数のマスクを用意しておくよう、観光客などに呼びかけている。アグン山は前回、1963年3月に噴火。この時は周辺の複数の集落が破壊され、約2000人が死亡した。
市民会館爆破予告
2017/11/27 09:39:20
下呂 合掌村
2017/11/24 17:30:39